ある日、砂丘に関連する授業の準備をしていて、韓国にもものすごく大きな砂丘があることを知った。
冬に撮影されたという写真を見たら、まるで砂漠のようだった。
すごく興味が湧いて訪れてみることにした。
太安シンドゥリ海岸砂丘
大韓民国 忠清南道 太安郡 元北面 シンドゥリ 山263-1
シンドゥリ海岸砂丘の駐車場に車を停め、降り立った。
降りた途端に私たちを迎えたのはすごい海霧だった。
冷たい海水と暖かい空気が出会うと大気の温度が下がり、凝結が起こるが、このように海から生じる霧を海霧と呼ぶ。
シンドゥリ海岸は海霧があまりにも濃くて視界が100〜200メートルも満たなかった。
恐らく北風系の風がエクマン輸送によって海水湧昇を引き起こしたようだ。



海霧がとても興味深くて砂丘には入らず海水浴場を存分に散策した。
濃い海霧が日光を遮断して海水浴場がとても涼しく感じられた。
これぐらいなら夏にキャンプに来て数日休むのもいいかもしれないと思った。
妻と幻想的な写真を撮りたくて遠くまで歩いてみるようにした。
50メートル以上離れると本当に妻の姿がだんだん消えた。

シンドゥリ海岸砂丘の入口に入った。
海岸砂丘の損傷を防ぐために観光客が歩ける道をデッキで作っていた。
その代わりに砂丘の上に登ったり、砂丘の中への立ち入りは禁止されていた。
砂丘の上で写真を撮ってみたかったが、残念だった。

夏には砂丘の上にも草花が咲く。
だから何か砂漠というよりは草原のような感じがした。
本当に砂漠のような姿を見たいなら冬に行くべきだ。

シンドゥリ海岸砂丘を一周するのに30分ほどかかる。
中に入るとフォトスポットが何か所かあり、巨大な砂丘の裏で写真を撮ると何か砂漠に来た感じがした。

砂丘の上に登っても夏なのでほとんどが草で、あたかも草原に来たような感じ。
冬に一度は来るべきだと思った。

夏に行けば海霧と砂丘、そして冬に行けば韓国の砂漠を感じることができるシンドゥリ海岸砂丘。
子供がいるならシンドゥリ砂丘センターに立ち寄って教育を兼ねるのも良いと思う。
今は妻が出産間近なので行けないが、来年には冬にぜひ行ってみたい。

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