AliExpress(アリエクスプレス)でカードウォレット用の木型が11.88ドルで売られていた。
ダブル11セールの割引まで受けて9.64ドル。
日本円にして約13,000ウォンほどだ。

国内で3mm間隔で菱目打ちが打ち込まれたカードウォレット用木型を注文すると、だいたい価格は20~30万ウォン前後なので、価格だけで見ればおおよそ20倍以上は安い。
配送は1週間で届いた。
しかし状態はイマイチだ。
中国人たちは「仕上げ」という言葉の意味を知らないようだ。

よく見るとわかるが、木のあちこちがすべて割れている。
さらには、菱目打ちが打ち込まれている部分も、ただ圧着で押し込んだだけなのか、すべて割れている。

横腹の方は、もう露骨に割れている。
エポキシで新たに仕上げをし直すべきか、本当にかなり悩んだ。


見た感じでは、菱目打ちの角度や高さのバラつきはなさそうだ。

ドリームファクトリーの箔押し機で、国産プエブロを打ってみた。
よく見ると、菱目打ちがあちこちずれているのが見える。
安物買いの銭失いとはこのことで、これはただのオモチャ用といった感じだ。

幸い、押し込むことで高さの差はどうにか解消されるようだ。
穴が開いていないところはなかった。

革の全面を打ってみた。
革細工用の木型であれば、自然に針穴を広げてくれるはずだが、これはただ押し付けただけのレベルだ。

それでも、縫い上げてみるとある程度のクオリティにはなる。
たぶん、プレゼントとして受け取る人は、これが菱目打ちで作ったものなのか、木型で打ち抜いたものなのか、大きな違いは感じないだろう。

菱目打ちまで付いている木型は初めて購入してみたが、価格の割にはクオリティは悪くない方だ。
もちろん、本格的に革細工をするなら絶対におすすめしない。
クラスの生徒たちにカードウォレットをプレゼントしたり、低品質で大量生産しなければならないなら、試してみるのもいいと思う。
値段もほとんどしないので、好奇心で買ってみるのにも丁度いいと思う。
댓글을 불러오는 중...