知り合いの先生が、仁川で宿泊型の木工研修があると教えてくれた。
そしてその中でも、キム・ジャンフェ名匠の授業は必ず受けるべきだと…!
それで皆で申し込むことになった。
1. 申込方法、そして場所
韓国産業人力公団 グローバル熟練技術振興院 職業訓練プラットフォーム STEP を下にリンクしておく。
ここから教員研修を申請できる。
場所は高速道路を使って行けば、ノウォンからそれほど遠くなかった。
ところが、目的地の7km手前から30分以上かかった。
渋滞がものすごかった。
2. 事前研修

本研修を始める前に事前研修を行った。
研修日程、食事、宿所案内などについて説明があった。
実は今回の研修を受けて、グローバル熟練技術振興院がどんなところなのか初めて知った。



3. 宿所
3、4階に宿所がある。
原則2人1部屋とのことだったが、昨年は空きが多くて1人1部屋で使う場合が多かったそうだ。
ところが今年は海外からの来客や、他校の指導教員が多く、2人1部屋を使わなければならなかった。
いびきがひどい場合や、やむを得ない事情がある場合には1人1部屋を使うこともあった。

特に希望を出したわけではなかったが、運よく知っている先生と同じ部屋に割り当てられた。
部屋の前には、下の写真のように先生の所属と名前が書かれている。

部屋の中は大学の寮のような雰囲気だ。
それでも当時よりベッドは少し広い気がする。
そして小さな個別の机もある。




振興院から来たメッセージに書いてあった通り、下の写真のような簡単な洗面用具を用意してくださったので、便利に使うことができた。
歯磨き粉、歯ブラシ、シャンプー、ボディウォッシュなど一通り揃っていて、各部屋には2日ごとにタオルを新しく入れてくれるので、ほとんど身体一つで来てもいいくらいだ。
自分にとって必要なものがあれば、別途持ってくるとよい。

4. 食事

食事は一日3食すべて提供される。
こういうところに来るとなぜか毎日朝ごはんを食べるようになる。
ビュッフェ形式なので、自分が食べたい分だけ取ってくればよい。
私はダイエット中なので、少なめに持ってきた。


ちなみに給食のメニューはローテーションしている。
例えば、お昼にジャージャー麺が出たら、夕食にもジャージャー麺が出る。
先週ジャージャー麺が出ていれば、翌週はカレーが出る、といった具合だ。
それと毎回の食事にサラダが出てくるのはよかった。
普通に食べているだけで痩せそうな気がした。


5. カフェ
研修棟から歩いて2〜3分のところに小さなカフェがある。
カフェの名前は「ヘンボク トゥドゥリミ(幸せトントン叩き)」。
カフェの営業時間は08:00〜18:00だ。

調べてみると、障害者自立生活センターと連携して運営しているところだった。
コーヒーの味がかなりよくて、毎日1杯ずつ買って飲んだ。

6. 木工研修
1) 研修1日目
研修は2階の木工室で行った。
キム・ジャンフェ名匠の授業はすぐに定員がいっぱいになったそうだ。



私たちが5日間かけて製作するのは、無垢材のワゴン(トロリー)だった。
でも触ってみると、名匠のものは材料が少し違うように見えた。
ある先生は、ご自分が作ったものより名匠が作られたものを持って帰りたいと冗談を言っていた。
実際にトロリーを完成させてみると、重厚感からして違った。



私たちが支給された木材は集成材だった。
そしてメジャーで部材の寸法を測って、線を引いて、切って、を繰り返した。
研修を受けながら、メジャーがこんなに正確なものだとは初めて知った。


そしてさまざまな機械を、名匠が見守る前で実際に使ってみた。
技術科の先生がこういった機械を扱うときは、絶対に手袋をしたり、ネクタイやパーカーのフード付きのものを着てはいけないとおっしゃった。
万が一機械に巻き込まれたら、そのまま切断されてしまうからだと…。
その話を聞いて、初めて見るテーブルソーが怖くもあったが、すぐに慣れた。


木工オリンピックの選手たちが作る家具には、こういう三角形のマークが描かれていた。
名匠は、この三角形を利用して上下左右を区別すると教えてくださった。
以前に木工を習ったことのある先生方は、このシャープペンの跡が消えにくいことをご存じで、ものすごく小さく印を付けていた。
私は初めてだったので、三角形を大きく描いてしまった。



ドミノピンというものも初めて見た。
まだ特許が切れていないので、指定されたメーカーの製品しか使えないとのことだ。
そしてドミノピン自体の強度が、丸ダボとは違うのだとおっしゃっていた。

1日目の授業が終わる頃、「初日に懇親会をして、ぎこちない雰囲気を少しほぐしてはどうか」と提案があった。
それで皆で焼肉屋に懇親会に行った。


味付けカルビが柔らかくておいしく、満足だった。
後で聞いたところによると、名匠が費用を負担してくださったそうだ。
名匠…ごちそうさまでした。

2) 研修2日目
懇親会の後だったので、先生方とも朝に少し自然にあいさつを交わして始めることができた。
2日目は、昨日切った木材をボンドで接着し、トロリーに取り付ける箱を製作した。
木工で使うTitebond(タイトボンド)を、いつもYouTubeで見るだけだったのが、この日初めて実際に使ってみた。


曲線を取るときにはトリミングビットを使った。
あまり広い面をトリミングビットで削ると、木が焦げたり、欠けたりするので、糸のこでできるだけ切る部分に近いところまで落としておいた。
そしてトリミングでスッと押し出せばよい。
名匠は、ほかの工具よりトリミングビットの方が危険だと注意を促していた。


いよいよ上下の箱を作る番。
箱のジョイントの作り方として、ビスケットマイタージョイント、アリ組継ぎ、四方差しを習った。
本来は下段をマイター、上段をアリ組で作るとのことだった。
私たちは、どうせなら全部アリ組でやってみようということになった。


アリ組の形を見て、最初はただ定規で全部線を引いた。
実は、自由角度定規とメジャーがあれば、あっという間にできることだったのに…。
やはり学びの差は大きい。
3) 3日目
3日目がどう過ぎていったのか、よく覚えていない。
上下の箱をすべてアリ組で作ろうとしたら、アリ組ジョイントだけで6か所になった。
8時から早めに出て、一日中ノコギリとヤスリがけをしていたら、気づけば午後5時を過ぎていた。

不思議なのは、その間、一度もスマホを見なかったということだ。
ここまで没頭する経験は、レザークラフトとコーディング以来、本当に久しぶりだった。
木工をきちんと学ぼうと決心した日でもあった。
仮組みをしてから着色をし、その日を終えた。
4) 4日目
4日目はすべての着色を終え、本格的な仕上げに入った。
5日目に着色すると乾かないので、研修を終えて車に積み込むのが問題になるとおっしゃっていた。
だから4日目のうちにすべて仕上げなければならなかった。


他の方々は、みんなビスで箱を固定していた。
隣の技術の先生たちは、ドミノピンでジョイントを作って接合するとおっしゃっていた。
私もドミノピンでジョイントを全部隠すことにした。

こうして研修を終えたのは午後5時30分だった。
この日も本当に休む間もなく一生懸命作業した。
5) 研修5日目
5日目は最後の仕上げをした。
掃除をして、皆で記念写真も撮り、アンケートにも答えた。
感じたことを話し合いながらコーヒーを一杯飲んでいるうちに、あっという間に2時間が過ぎていた。

7. 研修の感想
初めて学ぶことが多すぎた。
技術について学んでみると、子どもの頃「勉強だけがすべて」だと思っていた自分が、本当に世間知らずだったように感じた。
生徒たちにも、さまざまな進路を提示してあげられそうだと思った。
そして最後に持ち帰る無垢材のトロリーも本当に気に入った。
これまで買ったどの無垢材トロリーよりも頑丈だ。
ご迷惑でなければ、来年もぜひ参加したい。


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